2023年9月12日
本日のYahooニュースの毎日新聞からの引用として「<この国が縮む前に>タクシーなど外国人運転手を拡大 国交省「特定技能」に追加検討」というニュースがありました。
骨子としては、「国土交通省は、人手不足が顕著なトラック、バス、タクシーのドライバーについて外国人労働者を活用する検討に入った。」という記事です。
ご存知のように物流業界における2024年問題が問題提起されておりますが、少子化に向かっている日本でこれを改善する選択肢となっているようです。
技能実習生・特定技能外国人と仕事をする我々が言うべきものではないのかもしれませんが、こと「少子化への対処としての特定技能外国人の活用」というのは「少子化問題の根本解決」にはならないと思いますので、どこかで意識転換が必要でしょう。
ただ「少子化問題」は先送りしてきたことにより、今一生懸命取り組んできても効果を出すのはまだまだ先、という状況に陥っています。
その上で「特定技能外国人」というのは日本社会の中に混じってもらい、一緒に前に進んでいく一員としては、一番に排除すべき選択肢ではないでしょう。
ここで言いたい部分としては「特定技能外国人と技能実習生は違う」という事です。
制度の部分もありますが、まず「日本社会への理解度」が違います。
少なくとも特定技能外国人は「日本語検定」「職種別検定」を経なければ候補生になり得ません。
またその2つの試験が免除になる「技能実習生上がり」だったとしても、すでに日本での生活を最低3年は送っているはずです。
このレベルになってくると、言語能力も驚くほど飛躍しており、日本社会の「不文律」も理解してきております。
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