先日、日本で実習活動を行っている中国人同士の生活トラブルで「殺人事件」という痛ましい事件がありました。
原因は「ケンカ」だそうです。
実習生のトラブル、じつは最も多いのがこの「ケンカ」
こればっかりは感情的なものなのであり、24時間監視しているわけでないので、なかなか難しい問題であります。
実習生は普段、日本の「労働基準」に守られた範囲で終業し、実習の中で発生した賃金を得ています。
やはり実習生としては、母国で有効に使う為に日本での生活賃の節約のため、何人かで共同生活を望みますが、どうしてもトラブルが起こってしまうことがあります。
これは実習生だけでなく、日本人でも同様ですね。
我々日本人ですら、他人と同居するとなかなか難しい上に、実習生は慣れない外国での暮らしです。
それはストレスが溜まるに違いありません。
さて、ではどのように防止するか。
私たちは以下の方法を勧めています。
などです。
こういった予防や処置をしますが、個人的に言うとスマートフォンなどで母国の家族に容易に連絡ができる現在では、一昔前よりかなりマシになった状態です。
ですので、「殺人事件」までに発展した今回の事件、個人的には「ケンカ以外の積み重なった何か?」が背景にあるような気がしますが、既存の報道だけでは分かりかねるところが、今後に活かしきれない部分でもあります。
どちらにせよ、実習生の心のケア、とても重要です。