現在、国会では「外国人労働者の受け入れ拡大のために在留資格の新設」が議論になっています。
まだ概要は分かりませんし、詳細も把握していないのですが、こと「永住」という単語に関して「外国人実習生制度」とは合致しないものではないか?と予想しております。
「外国人実習生制度」の本旨は、「日本で技術習得し、母国で役立てる」という類の者であり、「永住」という事になると、「母国で役立てる」という根幹が変わってしまうことになります。
私の周りを見ても、まだまだ「外国人労働者」という存在を一つのカテゴリーとして見る方が多いですが、それには多種多様な背景があります。
特別永住者、実習生、留学生、日本人の配偶者家族、専門知識を有する労働者などなど。。。
一般の日本人から見ると、「容姿の違う外国人労働者」という事だけですが、その就労背景には様々なものがあるという事です。
しかしすべてに共通する事項があります。
それは「就労の許可」
これが無ければ、どのカテゴリーであれ、日本で就労し報酬を受け取る訳にはいきません。
現在、国会で議論されている外国人労働者に関しても同様の事が言えると思われます。