私たちの協同組合事務局を置く豊橋市の大葉農家で実習していたミャンマー人実習生が「過酷な労働を強いられた」として豊橋労働基準監督署に申し立てがあった、との事です。
実習生と経営者側の意見の対立も若干あるようで、詳細が報道されないなか内容は不明ですが、当組合と同じ「豊橋市」で起きた実習生に係る報道という事で関心を持っています。
実習生と実習実施先企業の中を円滑に保つのが我々、監理団体にあたる「中小企業協同組合」になります。
実習生は来日前に母国にて日本語研修他様々な研修をしてきますが、やはり海外での就業文化や考え方は、それぞれの母国とは大きくかい離しているものに間違いはありません。
そのギャップをどのように埋めてやるのか、これが協同組合の仕事の一つになります。
外国人実習生は、母国にて「日本で仕事を勉強したい」という感情が出てくると、もちろん「前のめり」になり、希望職種の募集があれば「我先に」という行動心理が働くのでしょう。
そこに、「一呼吸」おいてあげるような状況を作って、実習先企業での実習計画をしっかり伝達せねばなりません。
今回は同市内で報道された事象。
決して対岸の火事ではありません。