「日本の技術」は、その勤勉な国民性を背景に「高度経済成長期」に飛躍的に成長しました。
「細かな職人技術」「効率化のとれた作業内容」「厳正な品質管理」
そのどれもが、
「Made in Japan」として世界に誇れるものを持っています。
しかしその貴重な経験や技術は「少子高齢化」の波の中で、だんだんと先細りになってしまっています。
先進国になるにつれ「少子化」になっていく流れは否めませんが、他の先進国に比べ日本の少子化は顕著です。
せっかく培ってきた「日本の技術や伝統」「企業の精神や目標」を指を咥えて先細りさせていくのは、誰もが望むところではないでしょう。
これを日本国内だけで解決できればそれに超したことはありません。
しかし現実の中でそれが難しい以上、我々はその既成概念を変え「海外への技術移転」という意識を持つことも必要だと考えます。
それは決して「海外への技術流出」という訳ではありません。
技能実習生は実習中、あくまで日本国内で活動するのであり、彼らは日本国内で技術を継承していくのです。
そして「Made in Japan」を日本でしっかり学んだ後、彼らは母国でそれを花開かせていきます。
その時に活躍の場を実習生と共に作っていくのも良し、実習生と新たなビジネスに昇華させていく可能性も開けていきます。